那覇市社会福祉協議会、HPで個人情報が2年に渡り閲覧可能状態

那覇市社会福祉協議会にてHPで個人情報が2年に渡り閲覧可能状態。同協議会にて「令和3年度ボランティア保険案内」チラシを「ボランティア事業」ページ及び「お知らせ」ページに公開した際に、誤って「お知らせ」ページのチラシのリンクから、那覇市ボランティア・市民活動センターのボランティア個人登録用フォームから登録された個人情報が閲覧可能な状態であったことにより個人情報が流出した。

外部から、インターネット上でボランティア登録情報が閲覧可能になっている旨の指摘があり、調査を行った結果、令和3年度にアップロードしたチラシに掲載したボランティア登録用QRコードのリンク先から回答者情報が閲覧可能であったことが発覚。チラシを「ボランティア事業」ページ及び「お知らせ」ページに公開する際に、公開前にリンク先のミスに気づき、「ボランティア事業」ページのチラシは修正してアップしたが、「お知らせ」ページのチラシの方は修正後のチラシに差し替えするのを失念し、閲覧可能なリンクのまま掲載していた。

事態発覚後、登録フォームを非公開にし、原因究明や調査を行い、現在は該当のフォームやHPは抹消している。同会は対象者に文書またはメールにて個別に経緯説明とお詫びを行った。現時点では情報の不正利用などは確認されていない。