福岡県、人間ドック受診者情報誤送信で個人情報が流出

会社名 福岡県
株式情報 非上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 メール
漏洩場所 社外
漏洩内容 住所/氏名/生年月日/ 電話番号
漏洩件数 4,884件
漏洩日時 2023/5/29
発表日時 2023/6/1

福岡県にて人間ドック受診者情報の誤送信により個人情報が流出。同県総務事務厚生課にて、厚生事業の委託先株式会社パソナが作成した全48 機関の人間ドック実施医療機関ごとの受診者情報のデータを作成して同課に提出し、同課の担当職員が各医療機関にデータを送信したが、誤って別医療機関の情報も含んだデータを送信していたことにより個人情報が流出した。

誤送信発覚後、直ちに誤送信先医療機関に連絡し、データの廃棄依頼をおこない、廃棄が完了したことを確認した。なお、当該データはパスワード設定されており、当該医療機関の担当者以外には流出していない。これを受けて他の医療機関への送信データの確認を行い、誤送信がなかったことが確認された。県は情報流出の対象者に経緯説明とお詫びを行った。

福岡県にて人間ドック受診者情報を医療機関に誤って送信した件で、6月6日に新たに1件の医療機関で、5月29日に情報流出の対象となったのと同じ職員の配偶者のデータ誤送信が確認された。事態発覚後、誤送信先の医療機関の担当者に当該データの廃棄依頼を行い、データの廃棄完了を確認するとともに、再度他の47 医療機関への送信履歴を確認し、誤送信がないことを確認した。今回の事案は、受診者データの加工や作成手順の不備、外部データ送信の際の確認が不十分だったことが流出の原因だったとして、委託先で業務手順の適正化や個人情報の保護に係る研修を強化し、作業後のデータは複数人で内容確認することを徹底するとしている。(2023年6月14日追加)