発表日時2023/8/4
気象庁にてシステムの脆弱性により情報流出の可能性。同庁及び気象研究所が使用するメール関連機器においてシステムの脆弱性を狙った不正通信があったことにより、2022年6月上旬から2023年5月下旬までの期間中に気象研究所を含む全国の気象官署が受信したメールデータの一部が流出した可能性があることが判明した。
本件発覚後、当該機器からセキュリティ対策を強化した機器に交換するなどの対策を実施。原因として、国外においても確認されている脆弱性であると考えられる。同庁は、データが外部に流出した可能性がある対象者へ通知を行うが、通知の際に個人情報の確認やウェブサイトへのアクセスを依頼することはないとしており、また、同庁を装った電話やメールに注意を呼び掛けている。