オリエンタルエアブリッジ、元従業員の機密情報持出が発覚

発表日時2023/8/28

オリエンタルエアブリッジにて元従業員の機密情報持出が発覚。同社にて2022年11月末に退社した元従業員が退職直前に会社の機密情報を持ち出していたことがわかった。
退職した当該従業員は安全推進室で安全管理や安全に関する社内教育を担当しており、同従業員が退職後、使用していた会社貸与の業務端末を調べたところ、サーバーへのアクセスと、航空保安情報を含む複数の機密情報のデータをダウンロードし、私物USBメモリにコピーして不正に持ち出していた形跡が確認された。これらの機密情報は秘匿性が高いため、閲覧できる社員は限られていたが、同従業員は管理職で閲覧できるパスワードを取得していた。
同社は長崎県警に被害相談を行い、同従業員を不正競争防止法違反の疑で書類送検された。同従業員は、次の会社での業務に役立つと思って持ち出したが、第三者への流出は確認されなかった。情報の悪用もなく、航空機利用の安全に影響はないとしている。