滑川市、誤操作で上下水道検針データが一部消失

発表日時2023/8/31

滑川市にて上下水道検針データが一部消失。同市にて、検針員が住宅や事業所の水道のメーターを確認して電子端末に打ち込み、そのデータを市役所のシステムに取り込んで料金を算出しているが、インボイス制度導入への対応のため、職員が検針票を印刷するための検針機の設定を変更した際に、誤って8月分の検針済みのデータにテスト用データを上書きしたことによりデータが消失した。

当該データはバックアップ保存していなかったため、対象となる神家町、高月南台、高塚、荒俣、浜四ツ屋、柴、小林、寺町、上梅沢、デイズイン上梅沢、上小泉団地の989件分のデータが消去された。市は対象者にお詫びの文書を送付し、対象世帯には過去3か月分の平均使用量から金額を算出して料金を徴収するとしている。