ApacheのApache HTTP Web Serverに存在する複数の脆弱性を修正したアップデートを公開した。Apache HTTP Web Server 2.4 系にはmod_http2のサービス運用妨害 、mod_auth_digest におけるサービス運用妨害、mod_session_crypto における Padding Oracle 攻撃が可能な脆弱性、httpoxyの脆弱性、HTTP リクエスト解析処理の問題による脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リクエスト分割やキャッシュ汚染、サービス運用妨害、情報漏えいや意図しない外部リソースへのアクセスなどを実行されるおそれがある。解決策として、Apache HTTP Web Server 2.4.25が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。