- 元記事:札幌市職員の懲戒処分について
- HP:札幌市
会社名 | 札幌市 |
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株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | 紛失 |
漏洩対象 | 紙(書類) |
漏洩場所 | 社外 |
漏洩内容 | 不明(氏名/住所) |
漏洩件数 | 不明 |
漏洩日時 | 2022/5~2023/4 |
発表日時 | 2023/8/29 |
札幌市にて、生活保護受給世帯の事務処理を怠り、個人情報を含む文書等を廃棄した職員を懲戒処分。同市にて、職員が担当する被保護世帯の27世帯にて、必要な事務処理を怠り生活保護費の過大支給や過小支給等を発生させ、約240万円の影響を及ぼした他、個人情報含む書類を不適切扱いしていたとして、同職員を懲戒処分とした。
当該職員は札幌市東区役所でケースワーカーをしていた際に生活保護受給世帯から預かった70世帯分の個人情報を含む書類をシュレッダー裁断で廃棄していた他、35世帯分の調査書類について上司の決済印を自ら用意して上司が確認済みであるかのように装う等、不適切な事務処理を行っていた。当該行為は、地方公務員方第33上の規定に違反するものであり、全部で84世帯に影響を及ぼしたとしている。
なお、同職員は前職場においても事務処理を怠り、一部書類を自宅へ持ち帰ることや廃棄を行ったことによって、文書厳重注意を受けていた。同市は、同職員を停職6ヶ月の処分にし、上司を訓告処分とした。