アルプスアルパイン、不正アクセスを受けランサムウェア被害

会社名 アルプスアルパイン株式会社
株式情報 上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 サーバ
漏洩場所 社外
漏洩内容 不明(氏名)
漏洩件数 不明
漏洩日時 2023/9/10
発表日時 2023/9/12

アルプスアルパインにて不正アクセスによりランサムウェア被害。同社グループにて管理する社内サーバが外部からの不正アクセスを受け、ランサムウェア感染していることが確認された。

当該サーバに不正アクセスを検知したことから事案が発覚。不正アクセス発覚後、直ちに対象サーバの停止や、ネットワークからの隔離等の対策を講じ、外部専門家の協力を受けながら詳細な調査を開始した。なお、現時点で顧客向けの生産活動は継続しているものの、一部システムの使用が不可能となり、生産・出荷等の業務において影響が出ていることが確認されているが、その他の影響に関しては現在調査中となっている。同社は対象サーバの状況確認を行い、必要な処置を行った後一部サーバのネットワークを復帰するとともに、懸念のあるサーバは引き続き調査を行っている。

同社の社内サーバが不正アクセスを受けランサムウェアに感染した件で、現在の生産活動状況および北米での情報漏洩について続報を公表した。生産活動においては、被害を受けた対象サーバに速やかに安全対策を施し、復旧作業を行っているが、現時点ではメキシコの生産拠点を除き、生産・出荷を再開している。また、調査を行っている中で、北米現地法人の社員個人情報および業務ファイルの流出が確認された。原因は現在調査中だが、不正アクセスによる影響の可能性が高い。なお、現時点では同社の顧客個人情報の流出は確認されていない。今後、新たな事実が判明した際は、直ちにお知らせをするとしている。(2023年9月14日追加)