THK、書類誤封入で個人情報が流出

会社名 THK株式会社
株式情報 上場
漏洩種別 流出
漏洩対象 紙(書類)
漏洩場所 社外
漏洩内容 住所/氏名
漏洩件数 2,458件
漏洩日時 2023/9/11
発表日時 2023/9/15

THKにて書類誤封入により個人情報が流出。同社の証券業務の委託先である三菱UFJ信託銀行証券代行部にて、第54期中間配当計算書の封入作業のミスにより、封筒の宛先とは別の株主の配当計算書類を封入して送付したことにより個人情報が流出した。

本件発覚後、改めて当該計算書を発送し、誤封入が確認された個人情報について回収を進めるとした。なお、この封入作業ミスは名義照合ボタンの操作ミスによるもので齟齬の確率はかなり低いため、情報流出の可能性は低いとしている。同社は今後同様の事態を防ぐため、個人情報の保護と外部委託先の管理を徹底し、再発防止に努めるとした。なお、情報漏洩の可能性がある株主に対しては引き続き確認作業を実施している。

同社の証券業務の委託先が書類誤封入により個人情報を流出した件で、その後の経過および再発防止策について続報を公表した。誤封入の原因は、株主ごとに同一用紙に印字された「中間配当金計算書」と「配当振込先ご確認のご案内」を裁断後、それぞれの用紙をまとめる作業において、順番の入り繰りが生じたうえ、誤封入を未然に防ぐ装置の機能が解除されていたことにより発生した。委託先にて計算書の送付の際に内容確認の書面を同封し、返信するよう依頼したところ、2,188名の対象株主から回答を入手し、4名の誤封入が確認された。なお、誤封入が確認された4名の個人情報については速やかに回収を完了している。同社は委託先にて、業務状況の監視体制を強化するなど再発防止策を講じ、本件の原因が排除され、対応が有効に機能していることを確認した。(2023年10月17日追加)