St.Jude Medicalのペースメーカーのモニタシステムに脆弱性が確認された。脆弱性が確認されたのはMerlin@home? で、同社はこの脆弱性の修正をしたセキュリティパッチを公開した。Merlin@home?はペースメーカーを利用している患者の自宅に設置し、無線でリモートでデータを医師に送信する装置であるが、この装置の脆弱性が悪用されると、トランスミッターに細工して遠隔からペースメーカーのバッテリー消耗やショックを与えたりペースを乱すことが可能となる。現時点ではこの脆弱性の悪用は確認されていない。この脆弱性を修正したソフトウェアのパッチを配信しており、早急なアップデートが推奨される。