富士見市、職員がサポート詐欺被害

発表日時2023/10/27

富士見市にて職員がサポート詐欺被害。同市子ども未来応援センターにて職員が業務委託先業者から受信したメールに記載されているストレージのURLを開いた際に、担当職員が誤ったボタンをおしたところ、偽の警告が表示され、サポートに連絡したことにより詐欺被害に遭遇した。

当該職員が誤ったダウンロードタブを押したところ、トロイの木馬の表示とサポートセンターに電話するようメッセージが表示されたことから、当該職員が表示された番号に電話し、電話口の指示に従って操作をおこなった。指示でパスコードを入力する直前に、別の職員が不審に思い、LANケーブルを抜いて通信の遮断を行って阻止した。

事態発生後、セキュリティ対策ソフトにてウイルスチェックを実施したが、トロイの木馬や不正プログラムは確認されず、偽表示であることが明らかになった。当該PCからの情報流出の事実は確認されていないが、万が一のため当該PCにてメール送受信を行ったことのある市民にお知らせを行った。また、職員に情報セキュリティ対策を改めて徹底するとしている。