Appleは同社製品に含まれる脆弱性を修正したアップデートを公開した。
iOS 10.2.1ではiPhone 5 以降、iPad (第 4 世代) 以降、iPod touch (第 6 世代) 以降を対象に、WebKitに含まれるメモリ破損やページ読み込みの検証の脆弱性など12件やカーネルに含まれる解放済みメモリ使用やバッファオーバーフローなど2件を含む全18件の脆弱性を修正した。
macOS Sierra 10.12.3ではmacOS Sierra 10.12.2を対象に、カーネルに含まれるバッファオーバーフロー及び解放済みメモリ使用の2件やグラフィックドライバに含まれるメモリ破損、Bluetoothの解放済みメモリ使用など、11件の脆弱性を修正した。
tvOS 10.1.1ではApple TV (第 4 世代)を対象に、カーネルに含まれるバッファオーバーフロー及び解放済みメモリ使用、WebKitに含まれるメモリ破損やクロスオリジンなどに対応した。
その他、watchOS 3.1.3に含まれるバッファオーバーフローやメモリ破損など、Safari 10.0.3に含まれるメモリ破損などの他、iCloud for Windows 6.1.1、iTunes 12.5.5 for Windowsに含まれる脆弱性に対応した。