京都教育大学付属桃山中学校、サポート詐欺被害で個人情報が流出の危機

発表日時2023/11/29

京都教育大学付属桃山中学校にてサポート詐欺により個人情報が流出の危機にあった。同校にて教諭が教材研究のため公用パソコンにてネット検索を行ったところ、トロイの木馬感染の警告画面が表示され、表示されたサポートセンターに電話し、電話口からの指示に従ったところパソコンの遠隔操作が行われた。

遠隔操作が行われた後管理職に報告するとともに、当該パソコンをネットワークから切断し、京都教育大学CSIRTが通信ログの解析調査を行なった結果、当該パソコンからファイルなどの流出や他のパソコンやサーバへのアクセスなどは確認されなかったが、流出が起こり得る状況であったとして、同校含む京都教育大学全教職員に情報セキュリティ研修を実施し、情報の適正な管理の徹底や情報管理マニュアルの再点検や見直しで再発防止するとしている。