GoogleはAndroidの月例セキュリティパッチを公開した。アップデートは2月1日及び5日の二回に分けて公開された。
1回目は23件のパッチが公開された。このうちMediaserver及びSurfaceflingerに存在する任意のコード実行の3件の脆弱性が危険度「Critical」になっている。その他MediaserverやFramework APIs、Audioserverなどに存在する任意のコード実行や権限昇格、情報流出など16件が危険度「High」となっている。
2回目は35件のパッチが公開された。Qualcomm crypto driverに存在する任意のコード実行、kernel file systemやNVIDIA GPU driverなどに含まれる権限昇格など7件が危険度「Critical」となっている。
危険度「High」ではQualcomm Wi-Fi に含まれる11件の権限昇格の他、Qualcomm sound driverやSynaptics touchscreen driverに含まれる権限昇格など23件、「Moderate」5件の脆弱性に対応した。