情報処理推進機構(IPA)の脆弱性体験学習ツールAppGoatに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはAppGoat V3.0.0 とそれ以前のバージョンで、クロスサイトリクエストフォージェリ、認証不備、DNSリバインディング、任意のコード実行可能な脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、細工されたページへのアクセスによる意図しない操作、任意の操作実行、細工されたWebページへのアクセスによる任意のコード実行などの恐れがある。IPAはこれらの脆弱性を修正したAppGoat V3.0.1を公開したが不具合が判明したため、現在公開を停止するとともに、ダウンロード済みの場合には利用を控えるよう呼び掛けている。メンテナンスが終了次第再度案内される。