シマンテックのNorton Download Managerに任意の DLL 読み込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのはNorton Download Manager 5.6とそれ以前で、DLL読み込みの検索ロジックのプロセスの問題により、意図しないDLL読み込みを行う脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、プログラムの実行権限で、任意のコード実行の恐れがある。解決策として、最新の Norton Download Manager を使用することでこの脆弱性は解消される。ただし、既にダウンロードしているDownload Managerは一度削除し、現在公開されているDownload Manager 5.6を再度インストールするよう呼び掛けている。また、Liveupdateでは Norton Download Manager は更新されないとして注意を呼び掛けている。