ビッグデータの蓄積や分析に使用されるソフトウェアの探索行為の急増を観測したとして警察庁が注意を呼び掛けている。
警察庁は2016年の12月頃からビッグデータ等の蓄積及び分析に使用されるソフトウェアの探索行為を観測した。宛先ポート27017/TCPに対するMongoDBの探索行為は1月1日頃から増加し始め、1月6日、7日には100件以上の探索行為を確認している。インターネット上の公開されて認証なしに誰でもアクセスが可能になっていたデータが削除されたり身代金要求がされたりしていた。 MongoDBの他CouchDB、Elasticsearch、Hadoopなどのソフトウェアを利用している管理者は外部からのアクセス制限や認証設定などの対策をきちんと実施するよう呼び掛けている。