BBソフトサービスは2017年1月度のインターネット詐欺リポートを公開した。
ネット詐欺検知数は143万1,348件で、これは前月と比べ14.7%減少した。フィッシング詐欺サイトで前月比4.07ポイント減、ボーガスウェア配布サイトで前月比3.97ポイント減となった一方で、ワンクリック・不当請求詐欺サイトでは前月比9.56ポイント増の88.64%と増加している。
今回は新たにスマホ向けの偽ウィルス感染警告表示サイトが確認された。このサイトは数分で解決しないとSIMカードが破損すると画面に表示させ、早急に偽ウィルス対策アプリをインストールするよう促す。2016年の3月から5月にもシステム破損やバッテリー破損などの偽警告を表示する手口が確認されており、前回の手口を応用した手口となっている。この偽アプリをインストールすると、ウィルス削除のためにさらに有料版へのアップグレードを求め、料金も請求されたり端末内のデータを盗取される恐れがあるので注意するよう呼び掛けている。