消費者庁、DMM.comをかたりSMSで有料動画の未払料金を請求するメールに注意喚起

  • 元記事:SMSを用いて有料動画サイトの未払料金などの名目で金銭を支払わせようとする「株式会社DMM.comをかたる事業者」に関する注意喚起
  • HP:DMM.com
  • HP:消費者庁
  • 発表日時 2017/2/28

    DMM.comをかたり、有料動画サイトの支払い確認がとれない旨をSMSに送信し、金銭を支払わせようとする手口が確認され、消費者庁が注意を呼び掛けている。
    確認されているのは、実在するDMM.comと同一又は類似した名称の事業者が、SMSでユーザに有料動画サイトの支払いの確認がとれないため、本日中に連絡がない場合には訴訟手続きを行うと不安を煽り、SMSに記載された連絡先に連絡してきたユーザに対し、入会日や未払金額などを伝え、さらに不安を煽ってその日のうちに支払いをするよう求める。支払いを躊躇すると、一旦お金を払えばあとで利用していないことがわかれば9割は返金される、などと騙す。
    支払いを承諾するとコンビニでギフト券を購入し、その番号を電話で連絡するよう指示する。その後、さらに弁護士を名乗る人物から、DMM以外にも複数の会社にサイト利用料金の未払いがあり、訴訟取り下げに費用がかかると言われたり、ブラックリストに登録されていて、削除に費用がかかるなどといわれ追加の支払いを要求される。DMMでは有料動画サービスは前払い方式で、無料動画サービスは会員登録が不要のため、いずれにおいても未払料金が生じることはないとして注意を呼び掛けている。