アイ・オー・データ機器の複数のネットワークカメラに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはTS-WPTCAM ファームウェア バージョン 1.18 とそれ以前、TS-WPTCAM2 ファームウェア バージョン 1.00、TS-WLCE ファームウェア バージョン 1.18 とそれ以前、TS-WLC2 ファームウェア バージョン 1.18とそれ以前、TS-WRLC ファームウェア バージョン 1.17とそれ以前、TS-PTCAM ファームウェア バージョン 1.18とそれ以前、TS-PTCAM/POE ファームウェア バージョン 1.18 とそれ以前で、HTTP ヘッダインジェクション、OS コマンドインジェクション、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、HTTPレスポンス分割攻撃により、当該製品にログインしているユーザーのWebブラウザ上で偽情報が表示されたり、第三者にリモートから当該製品上で任意のOSコマンドを実行される恐れがある。解決策として、
TS-WPTCAM Ver.1.19、TS-WPTCAM2 Ver.1.01、TS-WLCE Ver.1.19、TS-WLC2 Ver.1.19、TS-WRLC Ver.1.19、TS-PTCAM Ver.1.19、TS-PTCAM/POE Ver.1.19が公開されており、アップデートによりこれらの脆弱性は解消される。