ntpd に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのは、p-4.2.8p10 以前及びntp-4.3.0 から ntp-4.3.93 までのバージョンで、Malformed Config経由のサービス運用妨害、DPTS Clock のバッファオーバーフロー、悪意のコンフィグオプション経由のサービス運用妨害 、Windows PPSAPI DLL におけるコードインジェクション、ntpq_stripquotes() の不適切値返信、ereallocarray()/eallocarray()の不活用、ユーザライブラリコードの特権実行、コマンドラインのバッファオーバーフロー、Windows Installerのデータ構造の不十分な終了、大量の未使用コード、Oncore GPSレシーバーのOff-by-one、 ctl_put() 機能のバッファオーバーフロー、x4200_send()のsnprintf()の不正利用、ntpqのバッファオーバーフロー、メイクファイルがセキュリティ・フラグを実施しない脆弱性が存在する。これらの脆弱性を修正した ntp-4.2.8p10が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。