Appleは複数のApple製品の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。今回はmacOS Server 5.3以前、tvOS 10.2以前、WatchOS 3.2以前、iOS 10.3以前、macOS Sierra 10.12.4以前、OS X El Capitan以前、OS X Yosemite以前、Safari 10.1以前、ages 6.1 for Mac以前、Numbers 4.1 for Mac以前、Keynote 7.1 for Mac以前、Pages 3.1 for iOS以前、Numbers 3.1 for iOS以前、Keynote 3.1 for iOS以前、iTunes 12.6 for Windows以前、iTunes 12.6 以前のバージョンに対応した。
iOS 10.3では84件の脆弱性を修正した。iOS 10.3では iPhone 5 以降、iPad (第 4 世代) 以降、iPod touch (第 6 世代) 以降のデバイスを対象にメモリ破損やバッファオーバーフロー、入力検証不備、解放済みメモリ使用、カーネル権限取得、情報漏洩などの脆弱性に対応した。macOS Sierra 10.12.4ではサービス運用妨害、PHP、解放済みメモリ使用、メモリ破損、バッファオーバーフロー、情報漏洩など125件の脆弱性に対応した。
Safari 10.1ではOS X Yosemite v10.10.5、OS X El Capitan v10.11.6、macOS Sierra 10.12.4を対象に、メモリ破損やサービス運用妨害、検証不備などを修正した。その他の脆弱性や機能改善なども行った。