GIGABYTE BRIX に複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはGIGABYTE BRIX GB-BSi7H-6500のUEFIファームウェアバージョンF6及び GIGABYTE BRIX GB-BXi7-5775UEFIファームウェアバージョン F2で、BIOSWE、BLE、SMM_BWP、PRx ビットを適切にセットしない保護メカニズムの失敗、及び署名がされておらず、チェックサムなしでベンダーのサポートページからHTTPで提供されるデータ認証の不十分な検証の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、プラットフォームファームウェアのシステム権限で任意のコードが書き込まれたりSPI flash が改ざんされるほか、ファームウェアレベルでルートキットを実行、サービス運用妨害を受ける恐れがある。現在この脆弱性に対する解決策は確認されていないが、GB-BSi7H-6500のUEFIファームウェアバージョンF7は4月に公開される予定となっている。 GB-BXi7-5775に関しては新しいファームウェアは公開されない。