サイボウズ Officeに複数の脆弱性が確認された。影響を受けるのはサイボウズ Office 10.0.0 から 10.5.0 までで、APIに関するサービス運用妨害、デザインの変更画面に関するクロスサイトスクリプティング、カスタムアプリに関する操作制限回避、メールに関するサービス運用妨害などの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、任意のファイル読み込みやサービスの運用障害、任意のスクリプト実行、権限のないユーザーの特定のファイル削除による関連アプリの非表示、特定のファイルの閲覧、一部機能の障害によるサービス運用妨害などの恐れがある。解決策としてサイボウズ Office 10.6.0 (パッケージ版)を公開しており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。