Adobe Systemsは、Adobe AcrobatおよびAdobe Readerに存在する深刻な脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。今回のアップデートでは、Windows 及びMac版のAcrobat DC 及びAcrobat Reader DC15.023.20070 とそれ以前に含まれる解放後使用やヒープバッファーオーバーフロー、メモリ破損、整数オーバーフローなど47件の脆弱性に対応した。これらの脆弱性が悪用されると任にのコードが実行される恐れがある。同社はこれらの脆弱性を修正したAcrobat DC 及びAcrobat Reader 11.0.19が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。