Googleはデスクトップ向け安定版Chrome 58を公開した。今回公開されたのはWindows、Mac、Linux向けChrome 58.0.3029.81で、29件のセキュリティ修正を行った。
このうち、外部の研究者から報告されたのは12件で、深刻度が2番目に高いHighの脆弱性はPDFiumの型の取り違え、Print Previewの解放後使用、Blinkの型の取り違えの3件となっている。その他、深刻度が上から3番目のMediumでは、スプーフィングや解放後使用、ヒープオーバーフローの脆弱性などに対応した。これらの脆弱性が悪用されると、任意のコードが実行される恐れがあり、アップデートするよう呼び掛けている。