川崎市にて上下水道局の業務端末がランサムウェアに感染したことが発覚。同市上下水道局にて、国際事業推進に使用しているPCがサイバー攻撃を受け、ランサムウェア「WannaCrypt」に感染していることが明らかになった。5月15日に当該PCを起動させたところ、身代金要求の画面が表示されたことからウイルス感染が発覚。当該PCは海外関係先と頻繁な連絡調整や大容量データの送受信を行うため、市行政情報システムと切り離した状態でインターネット接続が可能なPCとなっており、市が管理する他のPCや庁内ネットワークへの影響はないとしている。現時点では上下水道事業の施設や市行政情報システム等への影響は確認されていない。また、当該PCから送信したメールやサイトへのアクセスによる二次被害なども確認されていない。