GoogleはAndroidの5月の月例セキュリティ情報を公開した。セキュリティ情報はセキュリティパッチレベル2017-05-01と2017-05-05に分けて公開され、2017年4月3日までに各パートナーに脆弱性情報が公開された。
セキュリティパッチレベル2017-05-01ではMediaserverに存在するリモートでコード実行可能な深刻な6件の脆弱性の他、Framework APIsやMediaserver、Audioserverに含まれる権限昇格、Framework APIsに含まれる情報流出、Mediaserverに含まれるサービス運用妨害など20件の脆弱性に対応した。
セキュリティパッチレベル2017-05-05では、GIFLIBに存在するリモートでコード実行可能な深刻な脆弱性の他、MediaTek touchscreen driverやQualcomm bootloader、kernel sound subsystem、Motorola bootloader、NVIDIA video driver、Qualcomm power driver、kernel trace subsystemに含まれる権限昇格など98件の脆弱性を修正した。