パソコンの誤操作、不正アクセス、紛失、盗難などによる個人情報や機密情報の流出などは後を絶ちません。
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クレイツ、不正アクセスを受けクレジットカード情報が流出

会社名株式会社クレイツ
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象Web
漏洩場所社外
漏洩内容住所/氏名/生年月日/電話番号/メールアドレス/クレジットカード情報
漏洩件数70,103件
漏洩日時2021/4/21~2023/4/3
発表日時2024/2/20
クレイツにて不正アクセスを受け個人情報が流出。同社が運営する「クレイツ公式オンラインショップ」が第三者からの不正アクセスを受け、当該サイトにて購入した顧客の個人情報が流出した。
 
クレジットカード会社より、当該サイトを利用した顧客のカード情報が流出した疑いがある旨の連絡を受け事態が発覚。同日当該サイトを停止し、第三者機関への調査依頼を行い、調査を行った。調査の結果、同社は2023年4月3日にオンラインショップをリニューアルしていたが、リニューアルする前の旧サイトにて2021年4月21日~2023年4月3日の期間に当該サイトで購入した顧客のカード情報が流出し、一部の顧客のカード情報が不正利用されていた可能性が確認された。
なお、新サイトにて購入した顧客のクレジットカード情報の流出はないとしている。
 
原因は第三者が同社運営の旧サイトのシステムの一部の脆弱性を悪用した不正注文により旧サイトを改ざんし、個人情報を窃取するプログラムが埋め込まれたためと考えられる。対応として、同社は対象顧客にメールにて個別にお詫びの連絡を行った。
同社はクレジットカード会社と連携し、流出の疑いのあるカード取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用防止に努めている。顧客にはクレジットカードの利用明細書に身に覚えのない請求項目があった際には、発行先のクレジットカード会社に問い合わせをするよう呼び掛けている。再発防止策として、システムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行うとしている。なお、当該サイトは改修後に再開予定としており、再開日時については決定次第公表するとしている。また、同社は今回の件について、監督官庁の個人情報保護委員会及び福岡県警南警察署生活安全課に報告を行った。
 


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