国土地理院が提供する「TKY2JGD」「SemiDynaEXE」「PatchJGD」「PatchJGD(標高版)」に、インストールの際の意図しないDLL読込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのはTKY2JGD (TKY2JGD1379.EXE) (ver. 1.3.79)、SemiDynaEXE (SemiDynaEXE2008.EXE) (ver.1.0.2)、PatchJGD (PatchJGD101.EXE) (ver.1.0.1)、PatchJGD(標高版) (PatchJGDh101.EXE) (ver.1.0.1)で、この脆弱性が悪用されると、意図する場所にある細工されたDLLファイルの読み込みにより、インストールの際に任意のコードが実行される恐れがある。国土地理院は同じ計算機能を有する別の測量計算サイトを提供しているため、このソフトウェアの提供を終了しているため、ソフトウェアを削除するようにし、新たにインストールしないよう呼び掛けている。