2017年6月に公開された定例のセキュリティ更新プログラムを適用した後、Outlookに不具合が発生し添付ファイルが開けない問題が発生しており、日本マイクロソフトが現在調査を行っている。
同社によると、Outlook のセキュリティ更新プログラムOutlook 2007 用KB3191898又はOutlook 2010 用 KB 3203467を適用後、Outlook 2007及び2010でリッチテキスト形式の添付ファイルを開こうとすると開けない問題が発生している。この現象はリッチテキスト形式のみで発生し、HTML及びテキスト形式のメールでは発生していない。また、Outlookメールの他、予定表やタスク、連絡先などもリッチテキスト形式となるため開けない状態となっている。この現象はOutlook 2007及び2010でのみ発生している。リッチテキスト形式のファイルは一度デスクトップなどに添付ファイルを保存したり、HTML及びテキスト形式にすることでファイルが開ける状態となっている。同社は現在この件の新たなリリースについては確定していないが調査と修正を行っている。