クラウドストライク、製品アップデートの不具合で大規模障害が発生

発表日時2024/7/19

CrowdStrikeにて製品アップデートの不具合で障害が発生。セキュリティ製品を提供している同社にて、製品のアップデートによりWindows端末が起動できなくなる障害が発生した。

この問題は世界各国で発生しており、約850万台の端末に大きな影響が出ている。調査の結果、今回のシステム障害は同社のセキュリティソフト「ファルコン(Falcon)」の更新に欠陥がみつかったことによるもので、アップデートにより、ロジックエラーが発生し、システムクラッシュとブルースクリーンが発生した。なお、この障害はWindows ホストのみで発生しており、Mac及び Linuxホストでは影響はなく、サイバー攻撃ではないとしている。

CrowdStrikeが19日に更新したWindowsシステムのセンサー設定の更新によりロジックエラーが発生し大規模なシステムクラッシュやブルースクリーンなどの障害が発生した件で、システムクラッシュの原因となった「C:\Windows\System32\drivers\CrowdStrike\」ディレクトリにあるチャネルファイル291のコンテンツを更新してロジックエラーを修正した。最新の修復に関する推奨事項と情報に関して同社のブログやサポートポータルにて確認できるようになっている。(2024年7月20日追加)