東京都立小金井工科高等学校、操作誤りにより個人情報が閲覧可能状態

• 元記事：都立高等学校における個人情報の漏えいについて
• HP：東京都

東京都立小金井工科高等学校にて操作誤りにより個人情報が閲覧可能状態。同校にて教諭が教員会議のため、生徒の個人情報を含むデータを教職員および生徒共有のアカウントでMicrosoft Teamsにアップロードした際、誤って公開範囲が「パブリック」となっているチームにアップロードしたことにより、他の都立学校においても当該データが閲覧可能状態になっていた。

他の都立学校の生徒より都教育委員会へ連絡があり本件が発覚し、同校でデータの確認と削除を行った。現時点において、当該データの閲覧は同校の職員ならびに閲覧可能な旨の連絡を行った生徒のみであり、当該生徒がデータを保持していないことは確認済みである。原因は、本来であれば教職員専用アカウントで取り扱いが必要であったにも関わらず、教職員および生徒共有のアカウントで取り扱いをしたこと、公開範囲を「プライベート」ではなく「パブリック」としたことであるとしている。同校は、全生徒に本件の報告とお詫びを行い、当該生徒の保護者に対し個別にお詫びと説明を行った。再発防止として、Microsoft Teamsの適正な運用等について全教職員の理解の徹底と、生徒個人情報の取り扱いルールについて周知徹底を図るとしている。