国土交通省提供の電子成果品作成支援・検査システムの自己解凍書庫及びインストーラーに任意のDLL読み込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのは平成29年6月9日以前に公開された電子成果物作成支援・検査システム Ver3.0.2とそれ以前で、自己解凍時に任意のDLLの読み込みにより、複数のフォルダを検索してDLLを読み込み、その際にカレントディレクトリを優先して検索することにより意図しないDLLを実行され、悪用されると管理者権限で任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、最新の自己解凍書庫をインストールして使用し、平成29年6月9日以前にダウンロードした本システムファイルは使用せずに削除するよう呼び掛けている。