東急リバブル、元従業員が顧客情報を不正持出して使用

• 元記事：弊社 元従業員による 個人情報の 不正な持ち出し に関する ご報告と お詫び
• HP：東急リバブル

東急リバブルにて元従業員が顧客情報を不正に持ち出したことが発覚。同社にて元従業員が、同業他社への転職のために退職した際に、同社の不動産登記簿に記載された個人情報をデータ化した社内資料を不正に持ち出し、さらにその情報を使用してダイレクトメールを送付していたことが判明した。

事態発覚後、同社は元従業員のパソコンの調査を実施し、当該データの削除及びダイレクトメールの送付以外への利用は無いことを確認した。また、情報解析の専門会社によるキャッシュデータの消去を行った。さらに調査を行なって情報の外部流出が無いことも確認しており、二次被害の恐れはないとしている。

同社は個人情報保護委員会の届出窓口である国土交通省に報告と届出を行い、刑事告訴を視野に入れて管轄警察署に相談を行った。また、対象者に個別に書面にて連絡を行った。
同社では退職の際に機密保持誓約書を提出させていたが、個人情報の取り扱いについて全従業員に再教育を実施し、従業員のシステム利用時やデータ送信時の監視強化、業務管理システムのアクセス制限の見直しなどで再発防止に努めるとしている。