- 元記事:ランサムウエア被害の発生について
- 元記事:ランサムウェア被害に関する調査結果のご報告(第2報)
- HP:ニチイ学館
- 発表日時2024/8/16
ニチイホールディングスにてランサムウェア被害が発覚。同社子会社の株式会社ニチイケアパレスにてPCがランサムウェア感染した。その後、社内ネットワーク経由で同社及び子会社のニチイ学館のPC内データもランサムウェア感染により暗号化された。
事態発覚後、感染したPCを社内ネットワークから切り離した。同社はログの確認を行い、調査では外部への情報流出の痕跡は確認されていないが、現在外部専門会社と調査を進めており、情報流出が確認された場合には公表するとしている。
ニチイホールディングスにてランサムウェア被害に遭った件で、調査の続報を公表した。
感染発覚当時、同社子会社ニチイケアパレスのPC1台及びニチイ学館のPCのデータが暗号化されたが、その後の外部専門企業の調査で合計20台のPCを経由して、約2万6千件のファイルが暗号化・開封不可になっていたことが発覚。また、暗号化されたファイルに顧客や企業担当者、同社従業員などの個人情報が含まれていることが判明した。
個人情報の詳細は明らかになっていないが、個人情報保護委員会に報告を行った。なお、感染したPCは社内ネットワークから切り離しており、現時点では情報の外部流出や二次被害などは確認されていない。(2024年9月2日追加)