- 元記事:不正アクセスによる被害の発生について
- 元記事:不正アクセスによる被害の原因および再発防止策について
- HP:ビルコム株式会社
発表日時2024/5/31
ビルコムにてクラウドストレージの一部が不正アクセス被害。同社にて利用するクラウドストレージの一部で第三者からの不正アクセスにより当該ストレージ内のファイルが削除され、発注書情報等が流出した可能性があることが判明した。
不正アクセス確認後、関係者による調査を開始。不正アクセスの影響で同社が提供するソフトウェアの一部機能が利用できない状態となったが、直ちに復旧作業を実施して現在は問題なく稼働をしている。同社へ関係機関へ被害報告を行うとともに、当該関係者にお詫びと説明を行った。なお、現在も影響範囲等の調査は継続中であり、より高度なサイバーセキュリティ体制の構築を進めているとしている。
同社は不正アクセスについて調査を行った結果、第三者がクラウドストレージのアクセスキーを窃取し、PDFや画像、テキスト、ログ等のデータを削除していたことが確認された。同社は窃取されたアクセスキーの削除やセキュリティレベルの強化の実施で不正アクセスへの対策を講じており、また、同社システムのさらなるセキュリティ強化で再発防止に努めるとしている。なお、現時点において二次被害等は確認されていない。(2024年6月3日追加)