ファイルコンパクトで作成された自己解凍書庫にDLLを読み込みの脆弱性が確認された。影響を受けるのはファイルコンパクト Ver.5(対象バージョン:5.09以前)、ファイルコンパクト Ver.6(対象バージョン:6.01以前)、ファイルコンパクト Ver.7(対象バージョン:7.01以前)で、この脆弱性が悪用されると、細工された自己解凍書庫の使用により意図しないDLLが読み込まれ、任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、ファイルコンパクト Ver.5、Ver.6、Ver.7のアップデータファイルが公開されており、アップデータファイルの適用によりこの脆弱性は解消される。