Adobe SystemsはAdobe Flash Player及びAdobe Connectの脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。
Windows、Macintosh、Linux、Chrome OS向けAdobe Flash Player 26.0.0.131とそれ以前、Windows 10及び8.1向け26.0.0.120にはセキュリティバイパス及び2件のメモリ破損の脆弱性が存在する。そのうち1件のメモリ破損の深刻度はCritical、他の2件もImportantとなっている。これらの脆弱性が悪用されると、情報流出、任意のコード実行、メモリアドレス流出の恐れがある。同社はこれらの脆弱性を修正したAdobe Flash Player 26.0.0.137を公開した。
Adobe Connect では、Adobe Connect 9.6.1 とそれ以前に含まれるクリックジャッキング及び2件のクロスサイトスクリプティングの脆弱性に対応した。Adobe Connect 9.6.2へのアップデートによりこの脆弱性は解消される。