Apache Software FoundationはApache HTTP Web Server に存在する複数の脆弱性を修正したアップデートを公開した。Apache HTTP Web Server 2.2.33 とそれ以前、2.4.26 とそれ以前にはmod_auth_digest でメモリが初期化されない脆弱性やmod_http2 のリードアフターフリーの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、情報漏洩やサービス運用妨害などの恐れがある。これらの脆弱性のほか、2.2.34とそれ以前に存在している認証回避やNULL ポインタ参照、バッファオーバーリードなどの脆弱性も修正したApache HTTP Web Server 2.2.34やApache HTTP Web Server 2.4.27が公開された。