カシオ計算機、サイバー攻撃を受け、一部サービスに影響

発表日時2024/10/8

カシオ計算機において、サイバー攻撃により一部サービスに影響の恐れ。10月5日、同社のネットワークが第三者から不正アクセスされたことが確認された。これによりシステム障害が発生し、一部サービスが提供できない状態となっている。

不正アクセス発覚後、同社は外部からのアクセスを制限し、関係機関へ報告を行った。現在、同社は外部専門機関の協力のもと調査を進めており、個人情報や機密情報などの流出の有無について確認を行っている。

同社にてサイバー攻撃によりシステム障害が発生した件で、その後の調査の結果、同社サーバがランサムウエア攻撃を受けたことが原因であることが判明した。 不正アクセス形跡確認後、外部に調査依頼を行うとともに、不正アクセスされたサーバをインターネットや社内ネットワークから遮断する措置を講じたことにより、システムの一部が使用できず、一部サービスを停止しているなどの影響が発生している。 この不正アクセスによりサーバ内の同社従業員や関係者個人情報、秘密情報などが流出していることが判明した。被害全容や個人情報流出件数については現在も調査中となっており、対策本部を設置して社内システムの復旧や平常業務の再開に取り組んでいる。(2024年10月11日追加)