Cisco WebExのブラウザ拡張機能に任意のコード実行の脆弱性が確認された。影響を受けるのは、Chrome版及びMozilla Firefox版Cisco WebEx extension Version 1.0.12以前で、拡張機能のデザイン欠陥に起因する。この脆弱性が悪用されると、細工されたウェブサイトの閲覧により任意のコードが実行される恐れがある。解決策として、Cisco WebEx extension Version 1.0.12が公開されており、アップデートによりこの脆弱性は解消される。また、使用しない場合はMeeting Services Removal Toolで WebEx softwareをWindowsシステムから削除するよう推奨している。なお、Cisco WebEx Productivity ToolsやMac版及びLinux版Cisco WebEx browser extensions、Microsoft EdgeやInternet ExplorerでCisco WebExの使用の場合はこの脆弱性の影響を受けない。