ホッカンホールディングス、元従業員の不正行為が発覚

発表日時2024/4/11

ホッカンホールディングスにて元従業員の不正行為が発覚。同社の連結子会社である昭和製器株式会社の元従業員がインターネットバンキングサービスを通じて同社の預金を私的流用していたことが判明した。

事態発覚後、昭和製器社は直ちに資金移動の推移に関する社内調査を進め警察へ被害届を提出。調査の結果、当該元従業員は2015年8月から2024年3月にかけて複数回にわたり昭和製器社の預金を、インターネットバンキングサービスを利用して自らの口座に送金することで総額約3億50百万円を私的流用していた。昭和製器社は当該元職員を懲役解雇処分とし、同社は昭和製器社と連絡して内部調査委員会を設置し原因究明並びに再発防止策の策定を進めるとしている。