笛吹市商工会、サポート詐欺被害で個人情報が流出の恐れ

会社名神笛吹市商工会
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象パソコン
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/生年月日/住所/電話番号
漏洩件数不明(約2,000件)
漏洩日時2024/2/27
発表日時2024/3/15

笛吹市商工会にてサポート詐欺被害で個人情報が流出の恐れ。同会職員が、マイクロソフト社の社員をかたる犯人の指示に従い業務用パソコンに遠隔操作ソフトウエアをインストールしたことにより、同会預金口座から合計1,000万円の不正送金と、パソコンの遠隔操作が行われた。

本件発覚後、直ちに警察に相談するとともに、遠隔操作が行われた間、当該パソコンは個人情報が含まれたサーバへ接続できる状態であったことから、専門業者に依頼して個人情報漏洩の有無について調査を開始。また、当該パソコンは使用不可にし、ネットワークの設定変更を行った。なお、現時点で二次被害等の発生は確認されていないが、万が一の被害を確認した際は、速やかに対象者へ連絡するとしている。

同会は外部専門機関の協力のもと、本件に関する調査報告と再発防止策を公表した。情報流出については、当該パソコンに残された記録から、全ての可能性を否定するには至らなかったが、これまでの調査においては情報流出の形跡は確認できなかった。引き続き注意深く監視を継続するとしており、ネットバンクの運用体制の見直しや職員への情報セキュリティ意識の向上に向けた教育等の実施により、再発防止に努めつつ、有事の際に備えるとした。 (2024年4月15日追記)