杏林大学、不正アクセスにより個人情報が流出の恐れ

会社名学校法人杏林大学
株式情報非上場
漏洩種別流出
漏洩対象パソコン
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/生年月日/メールアドレス
漏洩件数199件 351件
漏洩日時2024/5
発表日時2024/6/12

杏林大学にて不正アクセスにより個人情報が流出の恐れ。同大にて職員が業務中に詐欺サイトをクリックしたことにより外部からの不正アクセスを受け、同職員のパソコンに含まれている個人情報が流出した可能性があることが判明した。

不正アクセス発覚後、関連機関への報告を行うとともに外部調査機関による影響範囲等の調査を開始。詳細については判明次第、公表するとしている。同大は本件対象者へお詫びと説明を行った。なお、現時点において被害は確認されていない。

同大は職員のパソコンが不正アクセスを受けた件で調査結果を公表。調査の結果、遠隔操作によるマルウェアの感染および学内ネットワークへの被害拡大、データの持ち出し可能性は低いことが確認され、本件は金銭詐取を目的としたサポート詐欺であるとしている。なお、職員が要求に応じるのを中止した時点で外部アクセスは中断されたと考えられ、情報流出および学内ネットワークの障害等の被害は発生していないと判断をしている。

同大は本件対象者へ、個別に経緯の説明と謝罪を行うとともに、学内におけるセキュリティ教育の充実を図り、職員間での注意点や対処方法の周知徹底も行うことで再発防止に努めるとしている。(2024年10月15日追加)