ZACROS、サーバが不正アクセスを受け、ランサムウェア被害

会社名ZACROS株式会社(湖森工業株式会社)
株式情報上場
漏洩種別流出
漏洩対象サーバ
漏洩場所社外
漏洩内容不明
漏洩件数不明
漏洩日時2024/9/14
発表日時2024/9/15

ZACROSにて不正アクセスを受けランサムウェア被害。同社にて一部サーバが不正アクセスを受け、ランサムウェア感染した。これによりサーバが暗号化された。

サーバ内に保存している各種ファイルが暗号化されていたことからランサムウェア感染が発覚。事態発覚後、外部専門家の協力のもと、現在調査を行っている。当該暗号化されたデータに現在アクセスができず、情報流出の有無について確認している。また、外部専門家および警察と連携し、現在システム保護と復旧作業を行っている。

同社のサーバがランサムウェア感染した件で、ランサムウェア被害の詳細を公表した。同社によると、同社にて使用している生産管理システム及び基幹システムの一部サーバがランサムウエア感染により格納されていた情報が暗号化された。攻撃者からは身代金支払い要求が確認されているが、これには応じないとしている。
ランサムウエア感染発覚後、当該システムをネットワークから遮断し、外部専門家によるフォレンジック調査を行い、システム再稼働のためのセキュリティ強化やウィルス駆除、関係各所への報告などを行っている。 現時点では情報流出は確認されていないが、流出のリスクは否定できないため、引き続き監視を行っている。 また、生産管理システムを停止していたため、一部製品に生産の遅れや出荷業務の停滞が発生しているが、27日よりバックアップシステムを稼働している。(2024年9月27日追加)


同社がランサムウェア被害を受けた件で、現在も被害全容調査を継続中であるが、現時点での生産・出荷状況について公表した。
9月27日よりバックアップシステムを稼働し、生産・出荷業務を本格再開しており、生産量は回復しているとしている。なお、個人情報の流出の恐れのある対象者については特定でき次第通知するとしている。(2024年10月22日追加)