Googleはデスクトップ向けWindows、Mac、Linux版の安定版Chrome 60を公開した。今回公開されたのはChrome 60.0.3112.78で、40件のセキュリティアップデートが含まれている。このうち21件は外部の研究者により発見された脆弱性で、そのうち9件の脆弱性は危険度が上から2番めのHighとなっている。
危険度「High」では、IndexedDBやPPAPI、 V8などに存在する解放後使用、Blinkに存在する型の取り違え、PDFiumやSkia、PPAPIに存在する領域外書込み、Android インテントに存在する情報流出の脆弱性に対応した。その他危険度Mediumの7件、Lowの5件の脆弱性に対応した。その他内部から報告されたバグなどの修正を行った。