Open Shortest Path First プロトコルの実装にLSAの扱いの脆弱性が確認された。影響を受けるのは、OSPF プロトコルを実装している製品で、Cisco、Lenovo、openSUSE project、Quagga、Red Hat、SUSE Linux製品が影響することが確認されている。OSPF プロトコルの実装にデータの整合性検証不備の脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、ルーティングドメインルータからメッセージ送信可能な攻撃者に細工されたOSPFメッセージを送信されドメイン内のルーティングテーブルが削除されたり置き換えられ、結果としてサービス運用妨害やネットワーク上のトラッフィックを別のルータに誘導される恐れがある。解決策として、各ベンダーにより脆弱性の影響を受ける製品と受けない製品があるため、ベンダーに確認するよう推奨している。