- 元記事:学生の個人情報が他の学生から閲覧可能となった事案について
- HP:岡山大学
会社名 | 岡山大学 |
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株式情報 | 非上場 |
漏洩種別 | オンライン会議ツール |
漏洩対象 | データ(名簿) |
漏洩場所 | 社外 |
漏洩内容 | 氏名/生年月日/電話番号/メールアドレス |
漏洩件数 | 不明 |
漏洩日時 | 2024/10/10 |
発表日時 | 2024/11/15 |
岡山大学にて学生名簿の誤アップロードにより個人情報が閲覧可能状態。同大医歯薬学総合研究科等学務課にて、職員が医歯薬学総合研究科で就職活動を希望する学生に必要な情報を共有するためにオンライン会議ツールページを作成した際に、誤って医歯薬学総合研究科の学生名簿をアップロードしたことにより当該ページにアクセス可能な学生に閲覧可能状態となり流出した。
登録された学生が指導教員に報告し、指導教員からの連絡で流出が発覚。事態発覚後、当該名簿を削除するとともにアクセス状況を確認したところ、当該名簿にはパスワード設定は施されておらず、ファイルの開封やダウンロードが可能で、学生3名がアクセスしてファイルをダウンロードして開封していたことが判明した。
なお、同大は当該ファイルを開封した学生が閲覧した内容は他者には伝えていないことを確認した。また、ファイルへのアクセスログのある学生の使用機器からも当該ファイルが完全削除されていることを目視で確認し、確認書類なども作成した他、ファイルにアクセス可能な学生全員からもファイルダウンロードや開封していないことを確認しており、現時点では情報の不正利用は確認されていない。
今回オンライン会議ツールに担当者のみが登録したことにより他の職員は確認ができなかったため、再発防止のため今後は業務運用手順を見直し、パスワード伝達方法の再確認などを行うとしている。