ヤマトホールディングス、海外子会社が不正アクセス被害

会社名ヤマトホールディングス株式会社
株式情報上場
漏洩種別流出
漏洩対象サーバ
漏洩場所社外
漏洩内容氏名/住所/電話番号/メールアドレス/パスポート情報/口座情報
漏洩件数約320,450件
漏洩日時2024/9/4
発表日時2024/9/12

ヤマトホールディングスにて海外子会社が不正アクセス被害。同社は海外子会社であるシンガポールヤマト運輸株式会社にてサーバの一部が外部からの不正アクセスをうけたことを公表した。

不正アクセス発覚後、直ちに外部からのアクセス制限など、必要な対策を講じるとともに関係各所への報告を実施。現在はセキュリティ専門機関の協力の元、原因および影響範囲の調査を進めている。

ヤマトホールディングスは海外子会社のサーバが不正アクセスを受けた件で、同子会社が保有していた小口荷物配送・海外引越に関わる個人情報、ヤマトグループ従業員情報、同子会社へ問い合わせを行ったシンガポール在住顧客の個人情報が不正に持ち出しされたことを公表。調査の結果、同子会社が利用するネットワーク機器の脆弱性を悪用した不正アクセスが原因で、個人情報が不正に持ち出されたことが判明した。同社は本件該当者へお詫びと説明を行った。なお、現時点において個人情報の不正利用等は確認されていないが、不審な電話やメールを受信した場合は、メール本文に記載のURLへのアクセスや添付ファイルの開封は行わないよう注意を呼び掛けている。同社は今後同様の事態を防ぐため、脆弱性の管理を含むセキュリティ対策を強化するとしている。(2024年11月8日追加)